フォニックス(Phonics)
フォニックスとは
フォニックスとは英語圏で19世紀の初めに子ども達のために考案された、英語の「音」を「文字」に結びつけるためのルールです。
難しく言えば【音声学】。簡単に言えば【音と文字の関係の規則性】。
フォニックスを学ぶことで「英語が読める・英語が書ける」という技能が身に付くのです。フォネティクス(音声学)の初歩の部分を簡単に学べるように開発されたものがフォニックスです。
児童英語では音と文字をくっつける作業をします。
例えば、アルファベット26文字を普通に読むと、A(エイ)B(ビー)C(スィー)・・・となりますが、フォニックスで読むとa(ア)b(ブ)c(ク)d(ドゥッ)・・・というような音になります。
ただ、こういったルールに当てはまる音は全体の約75%なので、フォニックスが全部読めるようになっても、英語を全て問題なくスラスラ読めるようになるわけではなく、他の音は例外として覚えていく必要があります。
しかしながら、75%の読み方でも子どもにとってフォニックスを知ることは、自分で英語が読める!という喜びを味わうことにつながり、英語を自分の力で読んだ!自分の力で絵本を読めた!という気持ちは英語学習のモチベーションを高めることでしょう。