夢の自宅サロン開業〜その秘訣と落とし穴〜
夢の自宅サロン開業〜その秘訣と落とし穴〜
自宅サロンオープンは主婦の夢。子供が丁度手を離れる頃にうちを開けないで仕事をできるということが魅力のようです。
多くの人がスキルを磨き資格を取るとすぐサロンを開業できると思っているのですが、
それだけでは、自宅サロンは開業できないのです。日本の現状では、約60%の自宅サロンが1年以内に閉店。3年以上続けられるところは、10%ぐらいだという統計もあります。
成功する場合とそうでない場合の大きな違い
成功する場合とそうでない場合の大きな違いは、「ビジネスノウハウ」です。多くの方が、スキルを学び資格を取り、サロンをオープンすればお客さんは来ると思っていますが、そこが落とし穴。サロン経営で一番難しいのは、集客です。そのためには、ビジネスノウハウが大変重要なポイントを締めていきます。
一般的なサロンがしていることは、
- 広告費をかけて集客
- 値段を下げリピーターを増やす
- 充実した設備
- 充実したサービス
- 予算内での差別化と独自性
ここでのポイントは費用対効果です。お金を投資すればそれだけのものは生まれますが、予算の枠を超えたものだと長続きできません。そして、経営にまで影響を与えかねないのです。
自宅サロンはお値段が「お得」であるということが前提
特に価格競争は厳しいものがあります。自宅サロンの場合、その前提条件として他の一般のサロンより価格的に安いということを前提にお客さんは来ます。つまり、お値段が「お得感」というのは、ほとんど「当たり前」。そして、そこが魅力にもなります。しかし、あまりにも下げすぎたために費用対効果が出ていなければ、ビジネスとして成り立ちません。また、一度下げたお値段を上げることは、とても難しいので、値段設定は慎重にいかなければなりません。
顧客は120%の満足感で
また、すべてのビジネスにおいて、お客さんの立場からすると100%の満足感ではなく、120%の満足感を持って初めて顧客になります。この20%の違いがどこにあるかというと
- さらに充実したサービスに心がける
- さらに充実した差別化
サービスにおいては、ビジネスでは、人と人のつながりを大切にしますから、「心」の部分がとても大切になるのです。
特にこの差別化においては、他に比べるものがない「オンリーワン」の状態に持っていければ、固定客が確実につきます。
なかなか、オンリーワンが難しい場合も常に商品開発(メニューの改善)は必要なところでしょう。
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