資格制度の落とし穴〜賢いセラピスト養成講座の選び方〜
民間資格制度の落とし穴〜賢いセラピスト養成講座の選び方〜
多くの方の夢は、資格を取って将来ご自身のサロンを開業すること。しかし、現状はセラピスト養成講座の多くは次の問題点をかかえています。
- 資格が「終身資格」ではなく、資格取得後した後も資格維持のため、更新料や年会費を払わせられます。
- 講座が大変枝分かれされており、資格取得に時間と費用が非常にかかります。
- 資格取得後にも資格維持のためにいろいろなセミナーに通わされ続けます。
「檀家制度」が組み込まれている多くの民間資格システム
多くの日本の民間資格の制度は、海外にはあまり見られない形をとっています。それは、海外では、そのような制度は社会的に受け入れられないので、成り立たないからです。日本でこれが受け入れられるのは、日本の「お家」制度や「檀家制度」の名残だと思います。
「国家資格」と「民間資格」の違いは
ほとんどのセラピスト資格は「国家資格」ではなく、「民間資格」です。ここで資格について見てみましょう。
国家資格とは、法律に基づいて国や国から委託を受けた機関が実施する資格です。有資格者は、知識や技術が一定水準以上に達していることを国によって認定されます。
公的資格とは、国家資格と民間資格の中間に位置付けられる資格で、民間団体や公益法人が実施し文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。
民間資格とは、民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格です。ですから、その関係の職種については、法律的には、資格がなければできないというものではありませんが、資格があることによってそれに関する知識や技術などを学んだという点で採用時に有利になります。
日本の民間資格システムの落とし穴
その視点から考えると資格保持のため、上に挙げたような更新料や年会費を払うなどを条件としたり、長期にわたる講座と膨大にコストかかる制度を設けること自体がおかしいのです。
また、最大の問題は、その費用対効果の低さです。膨大なコストと時間がかかる割には、実際にそれだけで生活ができる方や、ビジネス的に大きな成果を出している方々は、大変少ないという現状です。
更に、多くの資格難民を抱えている事実は無視されないでしょう。多くのカルチャースクールが資格講座でビジネス展開を設ける反面、本当に受講者の立場になった資格講座のシステムは、少ないような感じを受けます。
今後のセラピスト養成スクールの課題
自宅サロンを起こすにあたって技術力以上に大切なのが、ビジネス(経営)ノウハウと言われています。今後民間資格を提供するスクールの課題として、ただ単に資格を与えることだけではなくて、現状を伝え取得後どのようにしたらビジネスに繋げてなどのビジネスノウハウ(経営/立ち上げ)なども講座の中に盛り込んでいけば、もっと受講者に優しい講座になるのではないかと思います。
セラピストスクールを選ぶ基準は?
ですから、セラピストスクールを選ぶ基準として、以下の点をご考慮下さい。
- プログラムと講師がしっかりしているか
- 無駄に時間と費用をかけすぎているプログラムになっていないか
- 受講者に現状を伝え、資格取得後、どのようにその資格を活かせるかを示しているか
- ビジネスノウハウなどの講座があるかどうか
- アフターケア(軌道修正と最新情報交換会としてのセミナーや練習会)などが整っているか
- 無駄に年会費、更新料や会費などお金がかかりすぎていないか
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詳しいことは、ホームページにてご覧下さい。
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