気持ちが人を動かす

「どう感じるか」気持ちを伝えてみよう

人は人間関係の中で生かされ、人との交わりがなければ、生きていけない生き物ともいわれています。 でも、時として人間関係が一番面倒なことも。 特に想いが伝わらなく、ギクシャクしてくると苦しくなるばかり。

 

企業研修などでマネージャーさんの部下指導のノウハウなども時として行うことがあります。以前はなるべく感情的にならないようにという指導のもと、淡々と部下指導をしていくことが教本となっていましたが、今は「相手を責めるよりも、自分がどう感じるか気持ちを伝えてみよう」という指導方法に変わりつつあります。

 

例えば、何度も注意されても同じ間違いを犯してしまう部下がいるとしましょう。その部下に「君はいつも同じところで間違ってしまうね。注意が散漫なのか。もっと考えて動きなさい」と叱責して指導するのと「頑張ってくれたね。でもまた、前と同じところが間違っている。こう何度も間違いが続くと、私は安心して任せることができないので心中穏やかではない。私の目が十分届かないときもあるだろう。その場合、客が離れてしまうなど悲惨な結果をもたらす可能性もあるので、大変心配だ」

 

どっちの方が一方的に攻められているという感じをもたらしますか?

どっちの方がもっと緊迫感が伝わると思いますか?

 

人は攻められると相手の話をシャットアウトしてしまいます。

人は攻められると感じると相手の話をシャットアウトしてしまう習性があります。逆に一旦「容認」されるとガードが外れます。そして、人の話を受け入れる体制が整います。その際、話し手は、自分の気持ちを伝えながら、的確に事態の重要性を伝えます。そうすると、相手にもっと自然に伝わっていくことに気付かされます。

 

相手のガードを外すカギは「容認」

まず容認してあげて初めて、相手の心が開かれるという感じです。認められていることが信頼関係に繋がり、関係性を作っていく土台になります。

 

人は気持ちでつながっている

人は論理ではなかなか繋がりあえません。気持ち(フィーリング)の部分でつながっています。ですから、気持ちを伝えることで初めて繋がり、物事を伝えることが可能になるようです。

 

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