お稽古事で見落とされていること
学びのプロセス中で見落とされてしまうこと。
私たち親は、スクール選びをする時、どうしても気になるのが、「結果」です。ですから、スクールのプログラムや講師の人材など注意してみてくれるのですが、どうしても見落としてしまうこと。これは「心のつながり」です。
プライベートレッスンならともかくグループレッスンの場合、生徒たちの「心のつながり」というものが見落とされてしまいます。昔誰しも経験したことがあると思います。クラスの中に行ってもなんとなく「居心地悪かったり」してしまったこと。
どんなに素晴らしい授業でも、先生がスキルがあっても、「居心地の悪いところ」で学ぶことは辛いことです。それが、子供達のやる気・持続性にも影響してしまいます。
グリーンハウスでは、そのために「おやつタイム」や「様々なイベント」や「心のつながりを持てるクラス体型にして工夫を図っています。先生方にも子供達をよくみて欲しいとお願いし、その辺のケアを心がけてもらっています。
反面、ご両親に理解していただきたいこともあります。「居心地の悪さ」だけに焦点を当ててしまい、私たち大人は、どうしてもお子さんたちを守りたい一心で先回りをしてしまいます。どうしても、居心地の悪い原因だけに焦点を当ててしまい、それを取り除いてあげようとしてしまいます。
これも学びの大切なプロセスの一つであること。
「居心地のよさ」とは、お互いの関係性の中で生まれてくるものでもあり、時間もかかってしまうものです。お互いに違う人たちの中で、ぶつかりながら育っていくことでもあります。大人が干渉しすぎてしまい壊してしまうこともあります。その時にお子さんを支えてあげられるのは、お子さんが自分でも乗り越えることができるという自信と信頼を与えてあげることです。お子さんたちを見守る姿勢がお子さんたちを育てます。
仕事でも、スクールでもお稽古事でも人が組織に入り何かを持続させていく為に必要な「心の繋がり」。私たち提供する側は、もっと大切にできたらと思う次第です。
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