「バイリンガルを育てる方法♪」(10)第五章バイリンガル教育に効果的な二つのアプローチ

第五章 バイリンガル教育に効果的な二つのアプローチ

 

バイリンガルを目指した英語学習には二つのアプローチがあります。

一つは、語学スクールに通わせながら、ご家庭で英語教育を行うという内部的アプローチです。二つ目は、インターナショナルスクールか英会話スクールに通わせるという外部的アプローチ。この二つのアプローチでは、いずれも発達段階を意識した第二外国語としての英語教育(バイリンガル教育)に関するご両親の理解とご協力が必要になってきます。どちらもやり方を誤ると中途半端になってしまうこともあります。この場合、そのアプローチの仕方をしっかり理解した上で行うことが必要です。

まず、一つ目の内部的アプローチについて見てみましょう。

これは、一番自然で早い方法とも言われています。ご両親もしくは、ご両親のどちらかが英語を学び、ある程度話せるレベルまで達成したところで、実際に生活の中で、英語を話す場面と時間をしっかり分けて実践する方法です。(中学・高校レベルの英語で会話は可能です。詳細は、第三章の「中高教育で習得した英語でも日常会話は可能」をご覧ください)それに加えてプログラムのしっかりした英会話スクールに通わせると効果的です。ここでは、ご家庭とスクールでの発達段階と外国語としての英語教育に関する理解が前提になってきます。ご家庭学習で、英語に関する苦手意識がある方も多い中、非現実的と思われる方も多いかもしれません。他の方法を模索しながら、いろいろと試行錯誤していらっしゃることだと思います。

英会話スクールに通わせている場合ですが、「ご家庭学習なしで、英会話スクールに週1、2回送っているだけで、英語が話せるようになる」と思っているご両親がいるとしたら、こちらも非現実的です。残念ながらスクールだけでの週1、2回の英語教育では、時間数が圧倒的に足りません。補充として宿題をきちんと出し、家庭学習の時間を持たせることが前提になります。特に小学年低学年までは、ご家庭学習においてご両親のサポートが必要になります。スクールはあくまでもインプットの場であり、アウトプットの場として、ご家庭で動画、本、歌、ゲームなどで英語に触れていただく機会を持つことも必要となります。こちらの詳細も後で触れさせていただきます。

次に、二つ目の外部的アプローチから見ていきましょう。インターナショナルスクールに通わせる場合、コストの問題があります。また、両親のどちらかがバイリンガルレベルの英語を話せるということが前提条件になります。その問題点や条件など詳細については後で触れたいと思います。

この手記では、第二外国語としての英語教育に関するご理解を深めていただけるよう様々な角度から見ていきたいと思います。また、具体的にどのような方法を選択していけば良いのか、ご家庭学習のノウハウについても触れていきます。

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