〜英語が楽しくなるお話〜「海外生活経験者が陥る逆カルチャーショックとは?」
海外生活経験者が陥る逆カルチャーショックとは?

誰もが多かれ少なかれ海外生活をする上で経験するカルチャーショック。 問題は、多くの人がかかっていることすら気づかないこと。大切なことは、一人で抱え込まないで、誰かに相談したり、助けを求めたりする勇気を持つこと。
症状としては、
- 不安、孤独感、欲求不満
- ひどいホームシック
- ⾃自信の喪失
- パニックに襲われる
- 独創力と自発性が失われる
- 小さなイライラに怒りを爆発させる
- 同国⼈と付き合いたくてたまらなくなる孤独を感じる
- 引きこもる、人との接触を避けるようになる
対処療法として
- 健康的⽣生活 (食事、運動)
- 生きがいを見つける
- 日本的価値観での判断中⽌
- 引きこもらない(アクティブになる)
- コンタクトをとる(友人・家族)
- 手紙や日記を書く
- 話す(家族、親友、Skype)
- 助けを求める。(カウンセリング)
カルチャーショックは果たしてどこから来るの?
海外生活を通して、もともと自らが持っていた問題と向かい合わされる機会に置かれ、その問題が浮き出てくるという感じでしょうか?自国では、家族、仕事、友達などがいて自分の知っている環境のなかで、なかなかいろいろ課題を抱えていても逃げることのできる環境はいくらでもあります。しかし、海外に行くと自国と違い、あるべきことが当然なものがないわけです。なかなか思うようになりません。非常に孤独に置かれやすい環境で、いやおうなしに自分と向かい合わせられる状態に置かれます。もともと自分の抱えていた問題が浮き出てきます。これは、ある意味ではラッキーなことかもしれません。というのは、しっかり自分の課題と向き合う機会が与えられます。人生とは公平なもので、課題から逃げても、どっかでその課題に向かい合わせられる時がくるからです。
もっと深刻な逆カルチャーショック
もっと深刻なのは、逆カルチャーショックです。逆カルチャーショックとは、帰国した後に、日本の社会や文化に触れ、自国なのにもかかわらずカルチャーショックを受けることです。海外生活によって自己の意識や価値観に変化が起こります。そして、多くの場合、日本や日本人に対して非常に批判的になり、日本が本人にとって住みにくい国になるのです。
逆カルチャーショックを経験する人の特徴
ほとんどの海外生活経験者が経験するようですが、ショックの大きさには大小があるようです。大きく逆カルチャーショックを経験する人の特徴ですが、外国でもその国や人々に対して批判的な人が多いです。要するにどこに行ってもジャッジをしてしまうタイプの方。環境の違いは、どこに行っても慣れるまでなかなか違和感があるもの。その違いには、光の部分と闇の部分がありますが、どうしても闇の部分に集中してしまう方。それによって、逆カルチャーショックが膨らみ、それが、時にはアイデンティティー・クライシス(自己喪失)をもたらしてしまいます。
アイデンティティークライスとは?
これは、「自分は何なのか」「自分にはこの社会で生きていく能力があるのか」という疑問や、自分はどこに属するのか、自分がなくなってしまうような感じの状態。これは、何も逆カルチャーショックの状態の人に限らず、多くの若者にも見られる状態でもあります。多くの人は、これを心理的危機状態と見出しがちですが、私は、逆だともみています。違った環境下に自分を置くことで
、自己の中での意識の変化が起こります。心が次の次元を求めてこれまでの自己(アイデンティティ)に疑問を感じ、立ち止まって考えることができる大切な時期でもあります。
アイデンティティークライスから抜け出すには?
これは自分と向かい合う貴重な時間です。無理して抜け出そうとせず、時間をかけてあげることが必要です。そして、そこに必要なものが、「自己愛」です。自己愛とは、自分の中で眠っている感情や課題を認め解き放してあげることです。そして、自分の闇の部分までも慈しんであげることです。自分と向かい合っていると、自分の中で眠っていた様々な感情や課題が浮き出てくるでしょう。それらを一つ一つ大切に認めて慈しんであげてください。それによって、初めてアイデンティティクライシスから解放されるのです。それには、ある程度の時間が必要です。
その大切な時期を乗り越えるには、周りの人たちの理解が必要です。周りの人たちが「暖かく見守ってあげる」ことで、その時期を乗り越えることができます。
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