〜英語が楽しくなるお話〜「子どもを「やる気」にさせる質問のマジック」
子どもを「やる気」にさせる質問のマジック
よくご両親から相談されるのが、
- 子どもが勉強をしてくれない
- 子どもが「やる気」がない
- 子どもが言うことを聞かない
- 子どもが宿題をしてくれない
などの、「ない」「ない」が多く、多くのご両親も悪戦苦闘しているのではないでしょうか。
「ない」「ない」の根本理由
その根本にあるのは「お子さんの世界観がわからない」、「どのようにして子供たちと向かい合ったらいいのかがわからない」状態のようです。色々難しそうに見える子育ても、その根本的なノウハウ、原理と子供たちの世界を知っていたら、もっと楽にできるもの。
まずは子どもたちの「世界観」を知ること
多くの親御さんがお子さんをご自分の所有物として考えがちです。しかし、お子さんもちゃんと自分の考えと世界を持って存在している大切な命です。大切なお預かり物。尊厳を持ってその世界観を知ることが大切です。そのためには、何と言ってもコミュニケーションが必要になります。
世界観を知り「やる気」を起こさせる質問のマジック
コミュニケーションといっても一方的に親御さんが話すのではなくて、傾聴しながら質問をしてあげるのです。もっともっとお子さんがドアを開いて話しやすくなるように。ちょうどカウンセラーがするような話し方で、話してあげる。一切のジャッジを加えず、ただ聞いてあげる。できることは、同調です。それによって、お子さん世界観がわかるようになります。たとえば、お子さんがテストで悪い点数を取って帰ってきたとしましょう。どのように接してあげれば、もっと「やる気」を起こすことができるのでしょうか。
「やる気」を起こさせる会話の例
(母)おかえり。Aちゃんの好きなクッキーあるよ。食べる?
(子)うん。
(母)どう味は?
(子)おいしい (スマイル)
(母)よかった!(スマイル)
ところで、学校どうだった?
(子)沈黙・・・別に
(母)テストは?
(子)ええと・・・
(母)ちょっと見せてもらってもいい?
(子)ん・・・いいよ
(母)(テストを見ながら)難しかった?
(子)わかんない
(母)どこが難しかった?
(子)難しいところたくさんあった
(母)そう、大変だったね。ママもそんなことあったよ。そうか・・・で、次はどうしたい?
(子)うん、次もっとがんばる
(母)そう(笑顔)ママも応援しているね。クッキーもっと食べる?
会話のポイントは?
ポイントは、
- 一切のジャッジを加えない。
- 同調してあげる。
- ひたすら聞いてあげる。
- お子さんに「何をしなさい」ではなく、「次に何をしたいか」を考えさせる。
です。
上のような会話のマジックは、親御さんの方からお子さんに「勉強もっとしなさい」と言わないでも、その言葉をお子さんご自身から引き出してあげることができるのです。
子供たちは、私たち親の投影です。子供たちの世界を知り質問のマジックを通してお子さんご自身で答えを出させていくことを導き出すことによって、子供たちに主体性を持たせ「やる気」を起こさせます。それを通して、お子さんが変わりだします。子育てももっと楽になります。
グリーンハウス英会話スクールでは、早期英語教育にあたってその原動力となる「やる気」についても考えます。
スクールに関する詳しいご案内はこちらをどうぞ。
http://www.sjsk-japan.com/greenhouse/