〜英語が楽しくなるお話〜「失敗しない！英会話スクールの上手な選び方」

オーナーのブログ

英会話スクールの上手な選び方

夏休みももう直ぐ終わり新学期が始まろうとしています。多くのママが秋の新学期を間近に控え、英会話スクール選びを検討し始めていらっしゃるのではないでしょうか？

そんな時、非常に大切なものが情報です。なかなか、難しいのは、

ネット上では、十分な情報が得られない。
口コミでも人にとって受け止め方が違うので、自分の子に合うかどうかわからない

などです。ですから、一番いいのは、実際に足を運んで説明を聞くことです。

多くのママは５大基準があります。

時間が合うか
予算に合うか
通える距離か
プログラムはしっかりしているか
学校の雰囲気は子供に合うか

などです。それらも大切なポイントではあるのですが、一番大切なのは、お子さんが「無理なく長く続けていけるか」です。というのは、既に触れたように英語をマスターするには2100時間が必要であるということ、それには、英語スクールの内容が長く続けられるものになっているかどうかがとても大切なポイントになってくるからです。

スクール選びに大切なポイント

ですから、長く続けるために以下の点を意識してスクール選びをしてください。
✔ 予算に合っているか、プログラムの内容と料金は伴っているか。
✔ 即実践力につながるプログラムになっているか
✔ 長期的な視点でプログラムやカリキュラムができているか
✔ 教師の質と指導力
✔︎ 教師の指導力・教授法育成の研修と定期的スクリーニングプロセスなされているか
✔︎ 長く無理なく続けられる授業のサポートシステムが揃っているか
✔︎ 生徒さんの精神的なサポートや「やる気」を引き出せるプログラムになっているか
✔ 文化的な理解や興味を深めるイベントは充実しているか
✔︎ サービス（サポート）＆対応は充実しているか
✔ 保護者や生徒さんとのコミュニケーションがなされているか
✔ 保護者の方々の「子育て」サポートシステムは整っているか
✔︎ 学校の設備や雰囲気

スクール選びの現状と問題

多くのスクールがある中、どうしても名前が知られているという安心感から大手のスクールを選んでしまう傾向もあるようです。

多くの大手有名スクールの落とし穴

多くの大手有名スクールは新規の生徒さん獲得に非常に力を入れています。それは、新規で生徒さんを獲得するのが、一番効率の良い売上方法だと考えられているからだそうです。その宣伝や営業に費やす費用は、既存の生徒さんからの売上を上げる際に必要な費用の５倍以上かかると言われています。

それにもかかわらず、大手有名スクールはどうして新規の生徒さんを獲得するのに力と費用をかけているかというと、それは、半年から1年近い前払い制を導入しているところが多いからだそうです。それは何を意味しているかというと、一度入会していただいて一括でお支払いいただければ、その生徒さんが通っても通わなくても、あまり大きな痛手は負わないのです。ですから、常に営業（広告や営業）に力を入れ、新規の生徒さんを確保さえしていれば、経営が成り立つわけです。

広告や営業の中身を見ても、その最高のプロに任せていますので、とてもプロフェッショナルで素晴らしい印象を与えます。なかなかわからない素人では、ついそれだけで判断してしまいますが、いざ、実際に授業が始まってみると自分が思っていたものと違っていたり、長く続けられることが困難だったりすることが起こります。一人で悩みやめてしまう人もいれば、学校側に相談したとしても、それらは、生徒さんご自身の意識と努力が足りないからと片付けられてしまう事態も起こりかねません。

大手有名スクールの現状

多くの大手では、生徒さんが２−３ヶ月で辞めてしまうところも多いとか。事前に半年から年間の授業料を前払いさせるので、生徒さんが２−３ヶ月で辞めたとしてもスクールには痛手はあまりなく、ひどいところでは、８０％の生徒さんが早期で止めてしまうので、その幽霊生徒さんの資金で賄っているところも多いとか。それは、たとえ短期でも生徒さんさえ入ってくれれば、スクールとして経営が成り立つからです。経営上の優先順位は、必然的に営業（宣伝・広告・営業力）になり、授業の内容、講師の質とサービスの向上は２の次のところも。

また、大手スクールの問題は、組織がどうしても大きくなっているため、フライチャイズ化され、柔軟に生徒さんと向き合うということには、組織的にも限界があるようです。ですから、多くがマニュアルの中で動かされているような感じのところも多いようです。生徒さんは十人十色ですから、一人ひとりの生徒さんと親身になって向かい合っていくその体制が大切なのです。