有事の際に特に大切なもの〜クリティカルシンキング〜
有事の際に特に大切なもの
緊急事態宣言が施行され、自粛生活に入り、早1ヶ月が過ぎました。最初の一二週間目は、まだこの新しい変化の中で戸惑いながらも、色々工夫を重ね生活を豊かにしようという試みがなされて来たと思います。しかし、1ヶ月も過ぎると、流石に「自粛疲れ」も出て来ています。
流れで、オンラインレッスンになったのですが、オンラインレッスンについては、以前スクールで行っていた時よりも改善がありました。出席率や宿題達成率がかなり高くなったのです。(90%~100%)
オンラインレッスンで改善したこと
親御さんも時節柄、「安心して参加できる」「授業の内容がもっと把握できる」「スクールに送り迎えをする時間が省け、効率的になった」など、とてもいいフィードバックをいただいております。講師方にももっとヴァージョンアップしていけるよう「オンライン授業研修」なども導入しております。まだまだ、改善の余地もたくさんあると思います。皆様のご意見等は大変貴重ですので、是非お聞かせ願えると幸いです。結果から見えることですが、「オンライン化」で改善したこともたくさんあります。オンライン化は、働き方革命にとどまらず、「教育革命」さえももたらすかもしれません。
「コロナ問題」がもたらした気づき
この時期、いろいろご不便なことはあるとは思いますが、この「新型コロナ問題」が、私達にもたらした気付きもあるかと思います。もっと大切なものが見える様になったかもしれません。地球がきれいになっているとか、ご家族と過ごす時間が増えたとか、生活に少し余裕ができたなど、働き方革命とか、改善点もありました。先の見えない不安や日本経済、仕事に関する不安などもあると思います。負の部分だけ見ていくと、精神的にも滅入ってしまいますが、今目の前であることで「楽しめること」を探し、日々をなるべく明るく過ごしていくことで、大変な時期ももうちょっと楽に乗り越えられるかもしれません。
有事の際に大切なもの
私的には、コロナが私たちに与えた気付きとして、「クリティカルシンキング」(批判的思考)を養うということの大切さでした「クリティカルシンキング(批判的思考)」は、何でも批判をすると言うことではありませせん。これは、「疑問を持ち、自分で考え、分析し調査していく能力」です「危機管理対策」として、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法です。これは、有事の際、もっとも必要な思考形態と言われています。
一番危険な、盲信に走らず、「自分で考えること」が出来て初めて人は冷静な判断ができます。
これは、近年先進国で評価されてきて培われてきている思考形態ですが、日本では、まだ、中々浸透していないかもしれません。
日常生活の中で気を付けていくこと以外にも、有事の際にとても大切とされる報道の在り方です。人類の歴史を見ても、有事の際では、「情報の偏り」が必ずと言っていいほどありました。一方的な偏った報道で、「恐怖心」を与えることも行われていました。人は、「恐怖心」の中では、正常な判断ができなくなり、「マインドコントロール」に陥りやすいからです。
例えば、報道ですが、皆さんは、現在報道されていることを全てそのまま鵜呑みにしていますか?それとも疑問視をして「事実関係」を調べますか?
現状での報道の問題点〜「言論の自由」が脅かされつつある〜
この1ヶ月を通して感じたことですが、マスコミによる報道が、事実を報道するというよりも「恐怖心」を植え付ける傾向になっている印象があるのは、私だけでしょうか。政治的な視点や専門家の視点が、偏った形で伝えられている印象もあります。テレビなどでは、「感染」への恐れのあまり、「感染者の行動や実名公開」などを図り、社会的に抹殺してしまう「犯人探し」なども行われました。これなどは、正に報道の本筋からずれてしまっていたような気がしますが、皆さんはどのように感じられましたでしょうか。
そのようなことに関して、少なからず疑問を持っていらした方もいたはずです。
海外のメディアを通して見える日本の現実
私自身、幸いにもドイツ語、英語ができる関係で、常に世界の情報が入ってくる環境にあります。それを通して現在の日本の報道の在り方に関して気付かされたことがあります。
1. 世界で流れている情報が、日本には十分な形で中々入って来ていない。
2. 数値的な見解での十分な説明がなく、透明性がない。
3. リテラシーの元、「批判的思考(クリティカルシンキング)」をもって情報を分析・判断する姿勢を示した報道が少ない。リスクを恐れず、もっとと反対意見や問題意見の提示の必要性がある。情報操作をしての報道が見受けられる時があり、情報の偏りを招いてしまう。民主主義の原則である「言論の自由」が守らるべきである。
戦後、パンデミックという初めての事例であることもあり、わからないところだらけで、政府としても「手探り」でやっている感も伺えます。しかし、その中にあっても正しい報道の在り方は、とても大切だと思います。
日本・世界ですでに始まっている報道戦争〜危険なマインドコントロール」
報道には、本来事実を伝え、国民の世論となり、政治を動かすものだったはずです。しかし、世界の様子を見ていると、現在の報道の在り方に、疑問を感じてしまうのは私だけでしょうか。世界では、情報戦争が始まっているとも言われています。日本人は、敗戦後、特に「事なかれ主義」を植え付けられ、政治方針と違った見方、一般論と違った見方を提示すると、「危険思想」とみなされる流れができました。世界でも日本でも権力争いの元「言論」の規制・検閲・削除が行われている印象があり、国民には有益となる真実の報道がされていない印象を受けます。
過去の有事(世界大戦)などでも行われた報道の在り方で、非常に危険な状態になっていると思います。それは、一番危険なマインドコントロール(洗脳思想)を招く恐れがあります。過去の歴史的事実からも学んだことです。「マインドコントロール」を通して、知らず知らずのうちに、奴隷思想を構築し「自由」が奪われてきます。それは、独裁的な政治が行われるのを可能にし、国民権利は奪われ、少しづつ国民の生活が脅かされ、厳しいものとなっていきます。独裁政治とは、一部の権力者たちの利益・思想のためであり、私たち国民に有益であり幸せをもたらすものではないです。今回の「新型コロナ問題」では、まさにそれが勧められていることを、感じ取っている方もいるはずです。「コロナ問題」は、単に「伝染病」の問題にとどまらず、私たちの「基本的人権」に関わる問題をも脅かしかねないからです。私たち日本は、「敗戦国」として過去の歴史を繰り返さない様に、基本的「自由」(特に「言論の自由」)には、もっとセンシティブになってもいいと思います。
「マインドコントロール」に陥らない為に必要なものは〜「言論の自由」「知る自由」を守る社会へ
「マインドコントロール」に陥らないために役に立つことは、冒頭にあげたクリティカルシンキング(批判的思考)と「リテラシー(情報分析能力、判断力)」です。それには、まず「言論」の自由。「知る自由」が守られて初めて、実現されることでもあります。私たち国民が「言論」の自由、「知る自由」が守られているかもっとセンスティブになっていく必要があるかと思います。
今回の日本における「新型コロナ」報道で、「クリティカルシンキング」の必要性をしみじみと感じております。それを皆さんに養っていただくいい機会になっているのではないかとも思います。
「クリティカルシンキング(批判的思考)」で見えてくるもの
また、今回大変重要視されている「ソーシャルディスタンス」に関してですが、その大切さを理解しながらも、ちょっと懸念も隠せません。今回の新型コロナで謳われている「ソーシャルディスタンス」は、まさに人間の基本的欲求を充足することから逆行した動きになっており、健康的な形とは言えないからです。それは、人間は、元来集団の中で行動し、「繋がり」をもって初めて「幸福感」を感じられる存在と言われているからです。
「安全」を守りながら、何かこれを克服できる方法がないのか、みんなで考えてみるのもいいかもしれません。
「新型コロナ」については、未知の部分が多いです。外国と比べ、実際の感染者数や死亡者数から見ると、「そもそも本当にソーシャルディスタンスを取らなければならないほど危険なものか」さえも疑い、調査や議論をしていく必要もあるかもしれません。また、スエーデンのような「非常事態宣言」を取らなく、集団感染を選んだ国もあり、長い目で見るとどちらがいいのか、もっと調査、議論していく必要があると思います。そもそも、日本が「非常事態宣言」をした背景に、「医療崩壊」があったのですが、「医療崩壊」が本当に問題なのか、非常事態宣言下において「医療体制」は整えられたのか、具体的な数値での提示がありません。薬やワクチンの危険性・安全性・必要性の議論やそれ以外での解決策(免疫向上法など)の議論、政治的対処に関する議論もあっていいと思います。報道の正しいあり方に関する議論があってもいいかもしれません。また、アフターコロナを「安全に」、「楽しく」、「健康に」過ごせる方法など、みんなで一緒に考え出していければいいとも思います。この「クリティカルシンキン(批判的思考)」こそが、社会が独裁者などによって間違った方向にいかず、バランスの取れた幸福で平和な社会が実現される為に必要なことだと思います。
正直、「コロナ問題」は、まだ疑問だらけです。
家族の絆、社会の絆の大切さ
「不安」「恐怖心」「孤独」の中で、「豊かな」心は育ちにくいです。抜けないトンネルはありません。この有事の際だからこそ、ご家庭の中で、お互いの胸の内をもっと共有し合い、励ましあいながら、「楽しく」乗り切っていただけたらと切に願っております。
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