教えない教育♩The essence of true education

「考える力」「生きる力」を育むには

 

 

 

4月末に娘が現在留学中のアメリカから帰国してまいりました。13ヶ月になる息子を連れての帰国です。本当に可愛いものです。お仕事の合間ですので、お時間も限られておりますが、孫とのお時間を楽しませていただいております。自分の子育ての中では、中々余裕がなかったのですが、孫は余裕を持って観察する事もでき、本当に可愛いだけです。また、娘の子育てに奮闘する姿を見ながら、子育て中であられるご父兄のご苦労を改めて感じさせていただいている今日この頃です。

有難いもので、娘と子育てについて話す機会もあり、「モンテッソーリの育て方」について触れる機会がありました。モンテッソーリ教育は、特にお子さんの早期教育で導入されています。娘も私も大変共感できる教育です。

モンテッソーリ教育は、「教える」という教育方針で成り立っていません。子どもには、「自分を育てる力がすでに備わっている」という「自己教育力」の存在が前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれです。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。

また、モンテッソーリ教育では、「遊び」を大切にしております。そもそも「遊び」とは学びの機会であるとみなされています。生活の中の全てのことが、「遊び」の原点となり、学びの機会としてみなされています。従来の出来上がったおもちゃを使って遊ぶということではなく、さまざまな生活の中にあるものに触れながら、子供自身が自分で考えて、その使い方などをいろいろ工夫して、自分で遊びを創造していくことを意味しています。その体験や遊びを通して「考える力」「生きる力」を育くんでいきます。その原動力とも言われる集中力を育む意味でも、子供が遊んでいたら、邪魔をせず見守ってあげます。子供が望んでいなかったり、必要でないのに手助けをしたり、教え込もうとするのではなく、子供が自分で考え方法を見つけるまで、じっと見守ってあげます。

教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

現行の学校のシステムは、どうも暗記ばかりにその焦点が置かれていますが、もっと「考える力」「生きる力」をカリキュラムに入れてもいいかと思います。幼児期にモンテッソーリ教育に出会っていなかったとしても、この「考える力」「生きる力」を育てることは、お子さんとの毎日接する上で各ご家庭でも参考になることかと思います。

その為に、グリーンハウスの教授法でも、講師たちにも「教えない」レッスンの形態を意識させています。「教えない」レッスンはコーチングとも言われます。それは、生徒さんにレクチャー式に「教えない」で、質問を投げかけ生徒さんがご自身で考え答えを見出していける様、導いていくことです。

モンテッソーリともつながるのですが、イマージョン教育もかなり意識しております。イマージョン教育とは、イマージョン教育とは、未修得の言語を身につける学習方法の一つであり、言語の学習者を修得させたい言語の環境に「浸す」ことによって、その言語を身につけさせる方法です。 「言語の環境に浸す」とは、単にその言語を使用するということではなく、教科などの学習をもその言語で行うことで、自然とその言語を習得していくという方法ですグリーンハウスでもなるべく英語に触れていただきたいので、昨年ぐらいから文法・英検のクラスでも英語での指導を多くしており、ここ数ヶ月ほとんど英語のみで行われています。お子さんたちの様子を見てきたのですが、ほとんど問題なくこなせている様です。

教科書を学び単語や文系ルールなどを暗記する以外にも、ご家庭で、お子さんが好きな英語での映画(ディズニーなど)や歌などを無理のない形で繰り返し見せ聞かせてあげるだけでもかなり違います。学習していることと実生活が結び付き、身になって行きます。その際には、発達年齢を意識したものを見せ、聞かせてあげることが大切になります。

私たちもお子さんを通していろいろ学ばせていただいております。ご両親のご理解とご協力に大変感謝しております。皆様のご指導の元、スクールが今後もどの様に進化していくのか楽しみな毎日です。

素敵な今をお過ごしください。

皆様にとって素敵な年になりますように。

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