ヨーロッパの風?ドイツ日記?2014年12月13日

今日はドイツの「躾(しつけ)」事情について日本と比べながらちょっと触れてみたいと思います。

英語やドイツ語に訳すとマナーという言葉に直されておりますが,日本人の躾は、ちょっと奥が深い。自動車メーカー豊田副社長大野耐一氏が著述した伝説的「豊田生産方式」成功哲学の中に5Sというものがあります。5Sとは,整理,整頓、清掃、清潔、躾。この5Sがビジネスを効果的に成功に導くものとして、記されています。この中で、この「躾」という言葉が,どうも英語のマナーだけでは,充分といえません。

そもそもマナーですが,歴史的見ればヨーロッパでは,宮廷で発生した者で,形式を重んじる。日本では,禅宗から生まれたもので,精神修行を目的とするものとしてつくられました。

この違いは大きく,日本人のマナー感、躾がかなり奥が深いものであるということが分かります。公衆の場でもそれが感じられます。例えば,日本では,駅のエスカレーターで自然に左側に並ぶ習慣とか,必ず並ぶ習慣。ペットなども糞の始末をし,ほとんどの場合、縄でつないでいます。日本で当たり前の常識も海外では別。ドイツでは,とても綺麗な国なのに、道路はペットの糞だらけだし,ペットをつながないで,公然と散歩をしている。ペットがジャンプしてきても謝る兆しが無く,怖がるこちらの問題。残念です。海外に行くと、日本人のマナー躾の良さがしみじみと感じられるのです。

 

今日は,まずまずのお天気だったので,近くのもりにサイクリングをして,晩ミュンヘンのTollwoodに行きました。

Tollwoodでは、有名なクリスマスマーケットやコンサートが開催されていて,生のドイツをまたエンジョイさせていただきました。

 

【リエコの徒然草】

お互いの違いに焦点を当てるよりも、共感できるところに焦点を当て,違いを受け入れていった方が,異文化感や男女間の人間関係は上手く行く・・・。(リエコの独り言)フムフム

 



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