〜英語が楽しくなるお話〜「英語は何歳から始めるのがいいの?」

英語はいつから始めるのがいいの?

 

外国語としての英語教育はいつ始めるのがいいのでしょうか?

スクールで「本格的」に始める場合は、理想的には年長さんから始めるのが一番いいです。小学一年生から始めると国語が入ってきますので、混乱が招かれます。ですから、それをずらした前後がオススメなのですが、バイリンガルの臨界期が10歳までということを考えるともっと余裕を持って年長さんからスタートされるのが、一番理想的です。年長さんぐらいになると鉛筆も使え、きちっと座って授業に参加できるからです。

 

では、それより以前に開始することはどうなのでしょうか?

多くの方が早ければ早いほどいいと思われるのですが、4歳以前から始めて失敗する例も多いと言われています4歳までに言語能力の85%ぐらいが形成されると言われています。それを気にして、多くの人が、英語の早期教育を試みるのですが、ほとんどが失敗に終わっているのが現実です。この4歳までの言語能力は母語に関することです。ですから、実は、4歳までに一番大切なことは、母語でコミュニケーションをたくさんとってあげるということです。

コミュニケーションをとることで、コミュニーケーション能力が高まり、母語だけではなく後に外国語の習得にも大きな効果を示します。

英語早期教育の多くの失敗例は、まだコミュニケーション能力が確立していないところに、2つ以上の言語で学習として英語を学ばせることです。これをすることによって言語の「混乱」が生まれてしまうからです。

早期英語教育で気をつけること

ですから、早期の英語教育をお考えの方は、次の点に気をつけてください。

 

  • 4歳児までは、楽しく遊びの中だけの英語にとどめること
  • 早期教育について理解をしているスクールを選ぶこと
  • 英語、日本語を話す場所を綺麗に使い分け、一つの場面で2つ以上の言葉が使われることを避けることです。
  • 英語で学ぶ時間を制限しその時間内に止めること。

日本人が早期英語教育をする際に理想的なステップは?

日本人が子供達に英語を学ばせる上で理想的な形は、次のステップです。:

  • 4歳まで日本語でしっかりコミュニケーションを取ってあげ、コミュニケーション能力を鍛える。英語を学ばせる場合は、遊びの中だけとかにとどめること。
  • 4歳から年長さんまでゲーム感覚の英語が望ましく「話す」「聞く」に重点を当て、「読み」「書き」徐々に英語に慣らしていく。
  • 年長ぐらいから英語の学習を「読み」「書く」「話す」「聞く」を総合的に本格的に始める。会話とフォニックスの2本仕立てが理想的
  • 10歳がバイリンガル到達の臨界期なので、それまでに「読み」「書き」「話」「聞く」の側面から、集中的に学び一週間2日以上家庭学習をすることが望ましい。
  • スクール選びは、「長く続けられるようにご自身のスケジュールに合わせチョイス」し、週1回や2回の英語学習のプログラムのところであれば、キチッとしたプログラムのもと家庭学習をたくさん取り込んでいるところをチョイスする・
  • できれば、日常生活の中で英語に触れる機会をたくさん与える。
  • 場面に応じて英語、日本語を使い分け、絶対混ぜない環境を作る。
  • 10歳までで基礎ができたら、それ以降さらに高度の英会話の訓練に加え「読み(長文速読)」と「書く(作文)」ことに力を入れ出す。

早期英語教育を理解した上でのスクール選び

早期語学教育はその効果と弊害など専門的知識がなければ、なかなか初めて行ってはいけない分野でもあります。学校選びで一番大切なことは、幼児さんから高校生まで長期にわたるプログラムがちゃんと確立しているかどうかということです。そんプログラムが確立しているところはいいのですが、幼児教育のみに焦点を当てているところは、上記に書かれたことがきちっと理解された上で行っているかを見てみることが必要だと思います。

グリーンハウス英会話スクールでは、早期語学教育を理解し独自のプログラムを提供しています。詳しいことは、ホームページでご覧ください。また、直接お電話でお問い合わせください。

http://www.sjsk-japan.com/greenhouse/



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