〜英語を楽しくするお話〜「ネイティブ講師限定」でスクール選びをしていませんか?

「ネイティブ講師神話」

当スクールにいらっしゃる方の多くが問い合わせるのは、「ネイティブの先生が教えていますか?」ということです。なんとなくネイティブが多い傾向は次の理由によるものです。

  • 生の英語が聞ける
  • 発音がいい
  • 安心
  • 外国人慣れしてほしい

専門的な現場からの見地で言えば、多くの方が「ネイティブ講師神話」に流されているような気がします。

 

「ネイティブ講師神話」に踊らせられないで!

でも、専門的な見地からいうと、ネイティブの講師だからといっていいとは限らないのです。実際にこの道30年以上の経験からして、ネイティブ講師で非常に成果を出せる先生は少ないです。また、多くのネイティブの講師は、

  • 日本人が実際に何を問題としているのか、
  • どのようなサポートが必要なのか

などがなかなか分からないようです。

 

多くの語学スクールのネイティブ講師教育の現状

私自身も講師としていくつかの英会話スクールで講師の経験があります。

多くの語学スクールの現状は、

  • 英語圏の先生ならOK
  • 白人で青い目でブロンドでそこそこ若ければなおOK
  • 採用後、研修やトレーニングもせずに授業をさせる
  • 定期的なトレーニングもない

など表面的な基準で採用をしていることが多いようです。

 

グリーンハウスの過去の経歴から

グリーンハウス英会話スクールでも開講当初ネイティブにこだわり、ネイティブの講師のみを雇っていた時期がありました。しかも、その講師は、多くの応募者の中から英語圏の人にこだわり。すばらしい経歴の方のみに限定し、かなり丁寧にトレーニングを入れました。しかし、現実は、その割には、いい成果がなかったのです。また、成果を出す講師がごくたまにいると思えば、ビザの関係で本国に急に帰ってしまうなど、非常に厳しかったです。ですから、現在では、ネイティブにこだわらず、その先生の質をみることにしています。採用の時点で厳密な基準を満たし、採用後講師育成プログラムを導入することにしました。

 

 

講師採用で大切なこと

  • 英語学教育の経験はあるか(少なくても2000時間以上が好ましい)
  • 英語のネイティブかバイリンガルであること
  • 資格・免許等はあるか(教育背景・英語教育に関する知識を含む)
  • 語学講師の適正とテクニックはあるか
  • 指導力はあるか(パーソナルスキルを含む)
  • プレゼンテーションスキルがあるか
  • アクセント、発音が綺麗かどうか
  • 長く続けられるかどうか

 

更に大切な講師育成のプログラム

  • 採用後、授業前に教授法のトレーニング(プレゼンテーションスキルを含む)
  • 採用後定期的教員育成研修や教授法のトレーニング
  • 定期的に学校側が授業に入り授業のスクリーニングをし講師側にフィードバックを取る

上記の基準で採用され講師育成のプログラムがしっかりしていれば、ネイティブ、バイリンガル、日本人講師どなたでもいいのです。

現場で意外と成果を出しているバイリンガルや日本人講師

 

現場では、以外とバイリンガルや日本人の講師のほうが成果を出すことが多いです。

日本人の分からないところやサポートが必要なところがわかるからです。あと、一般的にバイリンガルや日本人の講師のほうが、見た目で判断されることが多いので、数倍の努力をするというケースも多いようです。

スクール選びの基準に大切な講師の質

皆さんがスクール選びをする際に、見た目の「ネイティブ」というだけで先生選びをせず、

  • 採用の際上記の基準を満たした講師を採用しているか(上記)
  • 採用後講師育成プログラムが整っているか(上記)

 

などをしっかり見極めて、人種を超えたところのもっと質を見て選ばれることをお勧めします。

 

グリーンハウスでは、講師選びの詳細については、こちらをご覧ください。

http://www.sjsk-japan.com/greenhouse/educationalpolicy.html#teacher



オーナーのブログ