〜英語が楽しくなるお話〜「お子さんを成功者にしたければ遊ばせてください!」

お子さんを成功者にしたければ「遊ばせてください」

企業トレーナーとしての活動をしてきた私は、幸いにもこれまで世界的な企業での成功者と関わる機会が多くありました。成功者といっても半端じゃない成功者でした。彼らに共通の力がありました。それは、「集中力」です。

 

「集中力」はいつどうやって培われるの?

集中力はお子さんのうちに培われます。お子さんの集中力は7歳ぐらいまでに土台ができ10歳ぐらいまでに完成されると言われています。お子さんが集中力を一番培うことができるのは、遊びの中ですそれもパソコンとかファミコンではなく、野外でも室内でもお子さんが主体的にクリエイティブに創造していく遊びの中で培われていきます。

 

お子さんが「本来の遊び」をしていない

お子さんはすべての生活の中でそのイマジネーションを通して遊びを創造していく力があります。キッチンウェーアーを全部取り出してそれで楽器を作ったり、お母さんの洋服を着てファッションショーをしたり、家にあるガラクタを集めて秘密基地や家を作ったり。元来のお子さん自身で作る遊びは、創造力(想像力)に満ちていました。しかし、それらは、大人にとってとても都合の悪い遊びが多かったので、いつしか追いやられ、たくさんのおもちゃなるものが大人によって作られ「与えられる」ようになったのです。

 

本来子どもは「おもちゃ」を必要としていない

お子さんは自分で作った世界に没頭できるのです。夢中になってワクワク感を持って遊んでいるところに「集中力」が培われるのです。ほとんどの大人によって作られ与えられたおもちゃでは、残念ながらお子さんは長い間没頭できず集中力を維持することはできません。お子さんは生活の中のすべてのものを遊びに変える力を持っているのです。「与えられたもの」ではなく、自身の意思で作ったもの、もしくは自身が関わったものにもっと喜びを見出すことができるのです。

 

現状多くのお子さんたちはますます遊びから遠のいた生活へ

日本では小学生ぐらいになるとほとんどのお子さんが遊び場から姿を消します。皆さん塾で忙しいので、遊んでいる暇があまりないのです。しかし、お子さんを本当の成功者にしたければ、遊ばせてください。遊びの中で学ぶ集中力こそ、のちに成功者を作るのです。

 

私自身は子供たちを一般的な塾に通わせたことがありません。唯一週2度ほど学ばせていたのは、語学(英語・日本語)でした。語学だけは、学習年齢の臨界期というのがありますので、待ってあげることはできませんでした。しかし、高校生以降娘たちの意思で学校の数学をサポートする家庭教師を週一回の割合で雇っているぐらいで、それ以外は極力させず、子供達の遊びの時間を十分取ってやることをしていたように記憶します。

 

多くの成功者は孤独で、成功者だから幸せであるとは限らない

私が関わってきた多くの成功者たちは、とても孤独でした。彼らは一つのことに没頭すると寝食を忘れ集中します。多くの彼らが抱えている問題は、仕事に没頭しすぎたため、人間関係を犠牲にしたものでした。

 

真の成功者とは

アインシュタインは、「成功者になるのではなく価値のある人間になりなさい」という名言を残しています。なかなか一般的には、成功者についてネガティブな概念もあるようですが、それは単に定義の問題だと思います。私がここでお伝えしたいのは、人生の成功者(真の成功者)のことです。真の成功者は、バランスの取れている人のことだと思います集中力を鍛えビジネス上で成功することにとどまりません。ビジネス上ある程度の目標に到達したら他のものにも目を向けてあげられ、ONとOFFの線が引ける人のことです。「豊かさ」とは、物質的なことのみではなく、心、体、空間を通して感じることができるものだと思います。

ライフワークバランスというものがあり、これは、人間関係(家族を含む)、仕事、趣味、心と体のケアー、使命、社会活動奉仕、自分の時間などバランスの取れている状態をいいます。そのバランスがあって初めて「真の豊かさ」を味わうことのできる真の成功者と言えるのではないでしょうか。

 

グリーンハウス英会話スクールでは、英語専門教育だけに限らず、お子さんの「心」を育てていくことにも目を向けていきます。

詳しいことはこちらをご覧ください。

http://www.sjsk-japan.com/greenhouse/



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