ヨーロッパの風?ドイツ日記?2014年11月11日

静かな自然のひと時は私たちの心に思い出させてくれる。私たちは,既に豊かさの中に活きている事を。大いなる大地の温かさに守られている存在である事を。

 

今日は特別な日。仕事の後,午後森で過ごす時間ができたので,いってみた。

 

日本でゆっくりとした時間があるとかえって窮屈に思えるぐらいとっても忙しい日本での日々。

3年間ほど休暇も取らず土日も働きづめだった。

ドイツに来て時間がゆっくり流れているのを感じる。

ゆっくりとした時間と空間の中で、自然の豊かさに包まれ,子供の頃の感覚を思い出させてもらった。

 

サクサク。落ち葉の絨毯。

 

透明で渦を巻きながら流れている川の水。静かな川の流れる音を久しぶりに聞いた。

 

曇り空。でも,合間から青空が・・・.

 

どこまでも続く木の橋。

 

奥が見えない長?い小道。森に繋がる。

 

草の香りと広がる牧場。

 

夕べの木が優しく見守ってくれる。今にも空に溶けてしまいそう。

 

【リエコの徒然草】

姉が日本で最近歌っていた歌。

「小さい頃は,神様が居て,不思議に愛を届けてくれた。

心の奥にしまい忘れた大切な箱 開く時は今

 

雨上がりの庭で クチナシの香りの優しさに包まれたならきっと

目に映る全てのことは、メッセージ」(松任谷由実 「優しさに包まれたなら」から)

ウーン。
小さい頃は,不思議に孤独を感じなかった。恐れもあまり感じなかった。

いつの頃からだろう。大人になって守る物が沢山ふえて、孤独と恐れを感じるようになった。(リエコの独り言...)



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